20年間、陸上競技、いやいや運動する事から遠のいていましたが、あることをきっかけに来年のマスターズ陸上競技選手権に出場(まずは記録より出場)を目標にトレーニングを始めることとなってから10日目。
『ある事』とは私の病気である『依存症』ですが、この依存症、間違った道へ向かうと、とんでもない事になります。というか、昨年とんでもないことになりました。詳しいことは伏せておきますが。
幼少時より興味ないことには、たとえ巷で流行っている事でも興味を示さず、我が道を行く!性格。逆に一旦興味を持つとトコトン追求して周りが見えなくなる性格。いつも前向きで楽天家。その上で結果が出るまでやり続ける達成者。(良い意味でも、悪い意味でも・・)
これがやりたい!これが欲しい!と言えば、ほとんどの事で『いいよ』と言ってくれた家庭環境。あまり我慢をせず育った(わがまま)と今思うと感じます。自分自身、まさか自分が依存症とは夢にも思ってもおりませんでしたが、この1年間じっくり自分の生い立ちや性格、行動パターンや客観的メンタル分析をするとピッタリあてはまる自分がいて納得できました。
高校へ入学した時は全くの無名な陸上部員でした。県下では陸上競技や他のスポーツでも『スポーツ校』として有名な高校でした。もちろんスポーツ推薦で入学する方も多く、陸上競技部もエリート集団でした。そんな中にド素人が入部し(私)3年生の高校総体県大会では400mHで第1位をとることが出来ました。そこに至るまではジャンキーという言葉が当てはまる位、人一倍、練習を積みましたし努力したと思います。ここまではとても努力家で目標、目的に突き進む青年の様ですが・・・・・。学業は捨ててました。人付き合いも気にしておりませんでした。その他、人として欠けまくっていたと思います。この時から『依存症』の傾向はあったのだと思います。
こんな反省から『ほどほどに!』を心がけてきましたが、やはり性格上、何か真剣に取り組んでないと(仕事はあくまで仕事なのでそれ以外に)イライラして仕方ない事にも気づきました。このイライラを発散するために何かが必要で、この『何か』が重要である事にも気付きました。
そんな時に『陸上競技』を思い出しました。過去の反省を踏まえてもう一度、挑戦することにしました。ほどほどに、でも真剣に、そして結果も出したい。要は何か得た分、何か犠牲にしないようにバランスを保ちながらやり遂げたいと思っています。私流の精神的リハビリの開始です。
さすがに20年のグータラ生活の後のトレーニングは肉体的に楽ではありませんが精神的には充実している気がします。腱鞘炎が痛みますが10日間でかなり体は絞られたと思います。タバコは止めれませんが、吸いたくないと思う時間は増えました。
早く本格的にトラック練習がしたいけど、まずは基礎体力をつけて1年後に・・・。